
もうすぐペット可賃貸の更新時期…。更新料っていくらかかるんだろう?ペットを飼ってると高くなったりするのかな。できれば負担を抑えたいんだけど、交渉ってできるの?
ペット可賃貸に住んでいると、2年ごとなどの契約更新のタイミングで「更新料」を請求されます。家賃とは別にまとまったお金が出ていくため、「相場はいくら?」「ペットを飼っているとさらに上乗せされるの?」と不安になる方は少なくありません。
本記事では、ペット可賃貸の更新料の相場と総額の内訳を整理したうえで、地域による違い・ペット飼育ならではの注意点・更新料を抑える交渉のコツまで、わかりやすく解説します。次の更新で損をしないために、ぜひ参考にしてください。
- ペット可賃貸の更新料の相場(新賃料の何ヶ月分か)
- 更新時に実際にかかる費用の総額と内訳
- 更新料の地域差と、ペット飼育ならではの注意点
- 更新料を抑える交渉のコツと「更新料なし」物件の探し方
ペット可賃貸の更新料の相場は「新賃料の1ヶ月分」が目安
結論から言うと、更新料の相場は「新賃料(更新後の家賃)の1ヶ月分」が最も一般的です。これはペット可・ペット不可にかかわらず、賃貸契約全般に共通する目安です。たとえば家賃8万円のペット可賃貸であれば、更新料はおよそ8万円が相場となります。
更新料は「0.5ヶ月分」「2ヶ月分」など物件によって幅があり、地域や大家さんの方針によっても変わります。多くは1〜2年ごとの契約更新時に発生します。まずはご自身の賃貸借契約書を確認し、「更新料:新賃料の◯ヶ月分」と書かれた条項をチェックしましょう。
更新料は「新賃料」を基準に計算されます。更新のタイミングで家賃が改定される場合、その新しい家賃が基準になる点に注意してください。
更新時にかかる費用の総額と内訳
「更新料」と聞くと家賃1ヶ月分だけをイメージしがちですが、実際の更新時には複数の費用が同時に発生します。家賃8万円のペット可賃貸を例に、更新でかかる費用の目安をまとめました。
| 項目 | 相場の目安 | 備考 |
|---|---|---|
| 更新料 | 新賃料の1ヶ月分(約8万円) | 地域・物件で0〜2ヶ月分 |
| 更新事務手数料 | 約5,000〜1万円 | 管理会社へ支払う |
| 火災保険の更新料 | 約1〜2万円/2年 | 2年契約の更新が一般的 |
| 家賃保証会社の更新料 | 約1万円 or 賃料の10〜30%/年 | 保証会社利用時のみ |
| 合計(目安) | 約10〜12万円 | 家賃8万円のケース |
このように、更新料そのものは1ヶ月分でも、事務手数料・火災保険・保証会社の更新料を合わせると、総額は家賃の1.2〜1.5ヶ月分程度になることが多いです。更新の通知が来たら、内訳を一つずつ確認しておくと安心です。

火災保険や保証会社の更新は「更新料」とは別物だけど、同じタイミングで請求されることが多いよ。トータルでいくらになるか、早めに見積もっておこうね。
更新料は地域によって大きく違う
更新料は法律で定められた費用ではなく、地域の慣習によって有無や金額が大きく異なります。代表的な地域の傾向は次の通りです。
- 首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉):新賃料の1ヶ月分が一般的
- 愛知・京都:更新料を設定する物件が多い(京都は数ヶ月分の例も)
- 大阪・兵庫:更新料なしの物件が多い(敷金償却の慣習あり)
- 北海道・沖縄など:更新料なしが主流の地域もある
このように、同じ家賃でも住む地域によって更新時の負担はまったく変わります。引っ越しを検討している場合は、「更新料あり・1ヶ月分」と「更新料なし」では、2年ごとに家賃1ヶ月分の差が出るため、長く住むほど大きな違いになります。
ペット可賃貸ならではの更新時の注意点
更新時にペット飼育の継続条件を確認される
ペット可賃貸では、更新のタイミングで飼育頭数・種類が契約時と変わっていないかを確認されることがあります。途中で頭数を増やしていた場合、追加の敷金を求められたり、最悪は更新を断られるケースもあります。頭数を増やす際は事前に管理会社へ相談しておきましょう。
更新料とは別に「ペット飼育分の敷金」上乗せはない
誤解されがちですが、更新料そのものがペット飼育を理由に高くなることは基本的にありません。ペット分の費用は入居時の敷金(1〜2ヶ月分の上乗せ)で精算される仕組みが一般的で、更新料の計算式(新賃料の◯ヶ月分)はペットの有無で変わらないのが通常です。もし更新時に「ペット分」として追加請求された場合は、契約書の根拠を確認しましょう。
退去費用(原状回復)は更新料とは別の話
ペットによる爪とぎ傷・臭いなどの原状回復費用は、あくまで退去時に精算されるもので、更新料には含まれません。更新を機に住み続けるなら、日頃から床・壁の保護をしておくと、将来の退去費用を抑えられます。
更新料を抑える4つのコツ
更新料は「必ず満額払わなければならない」とは限りません。負担を抑えるための現実的なコツを紹介します。
1. 更新料の減額・分割を相談してみる
長期間きちんと家賃を払ってきた入居者は、大家さんにとって「優良な借主」です。空室リスクを避けたい大家さんなら、更新料の減額や分割払いに応じてくれることもあります。「長く住み続けたいので相談したい」と丁寧に切り出すのがコツです。
2. 火災保険は自分で安いものに切り替える
火災保険は管理会社指定のものより、自分で選んだほうが安くなるケースが多くあります。更新時に同等の補償で割安な火災保険に切り替えるだけで、年間数千円〜の節約になります(指定がある場合は契約条件を確認)。
3. そもそも「更新料なし」の物件を選ぶ
引っ越しを検討するなら、最初から「更新料なし」のペット可物件を選ぶのが最も確実な節約です。更新料なし物件は、2年ごとに家賃1ヶ月分の出費がゼロになるため、長く住むほどお得になります。
4. ペット可賃貸に強い専門サービスを使う
更新料なし・条件のいいペット可物件は数が限られます。ペットの飼育に理解のある専門サービスを使えば、更新料の有無や初期費用まで含めて比較しながら、条件に合う部屋を効率よく探せます。
よくある質問
Q. 更新料は払わないとどうなりますか?
A. 契約書に更新料の定めがある場合、支払い義務があるのが原則です(最高裁でも「高額すぎなければ有効」と判断されています)。未払いのまま放置すると契約解除・退去を求められる可能性があるため、難しい場合は早めに減額や分割を相談しましょう。
Q. ペットを飼っていると更新料は高くなりますか?
A. 基本的に更新料の計算(新賃料の◯ヶ月分)はペットの有無で変わりません。ただし、契約時にペット飼育の特約がある場合は内容を確認しておきましょう。
Q. 更新料と更新事務手数料は何が違いますか?
A. 更新料は大家さんに支払う費用、更新事務手数料は契約更新の手続きをする管理会社に支払う費用です。両方を請求されることが多いため、内訳を確認しましょう。

更新料は「相場=新賃料1ヶ月分」を基準に、総額の内訳を確認するのが大事だよ。引っ越すなら更新料なし物件を狙うのも手。ペット可で条件のいい部屋探しは専門サービスに相談すると早いよ!
まとめ:更新料は相場と総額を把握して賢く備えよう
ペット可賃貸の更新料の相場は「新賃料の1ヶ月分」が目安で、更新事務手数料・火災保険・保証会社の更新料を含めると総額は家賃の1.2〜1.5ヶ月分程度になります。更新料は地域差が大きく、ペット飼育を理由に高くなることは基本的にありません。負担を抑えたいなら、①減額・分割の相談 ②火災保険の見直し ③更新料なし物件への住み替え ④専門サービスの活用を検討しましょう。次の更新で慌てないよう、早めに内訳を把握しておくことが大切です。