
うちの猫が賃貸の網戸をビリビリに破っちゃった…。これって自分で直せるのかな?業者に頼むといくらかかるんだろう。退去のときに高額請求されないか心配だよ。
猫を飼っていると避けて通れないのが「網戸の破れ」。爪とぎや脱走しようとして、気づいたら網がボロボロ…というのは猫の賃貸あるあるです。賃貸だからこそ「修繕費用はいくら?」「自分で直していいの?」「退去時に弁償させられる?」と不安になりますよね。
本記事では、猫が破った網戸の修繕費用の相場を、自分で直す場合と業者に頼む場合に分けて解説します。あわせて、退去時の原状回復で誰が負担するのか、そしてそもそも猫に網戸を破らせないための予防策まで、賃貸住まいの飼い主さん向けにまとめました。
- 猫が網戸を破ったときの修繕費用の相場(自分で直す/業者)
- 賃貸で網戸を自分で張り替えてもよいかの判断基準
- 退去時の原状回復で網戸の費用を誰が負担するのか
- 猫に網戸を破らせないための予防策とリフォームのアイデア
なぜ猫は網戸を破ってしまうのか
修繕や予防を考える前に、まず「なぜ破るのか」を知っておくと対策が立てやすくなります。猫が網戸を破る主な理由は次の通りです。
| 理由 | 猫の行動 | 起こりやすい場所 |
|---|---|---|
| 外に出たい(脱走欲求) | 網戸によじ登る・引っかく | ベランダ・窓際 |
| 爪とぎ・遊び | 網に爪を立てて引っ張る | 足が届く高さの網戸 |
| 外の鳥・虫を狙う | 飛びついて網を破る | 低層階・庭付き |
| 網戸によじ登る習性 | 網をよじ登って穴を広げる | 全般 |
特に多いのが「よじ登り」と「爪とぎ」です。網戸は爪が引っかかりやすく、猫にとって登りやすい構造のため、一度穴が開くとどんどん広がってしまいます。網戸が破れると脱走や転落事故のリスクにも直結するため、早めの修繕と対策が欠かせません。
猫が破った網戸の修繕費用の相場
網戸の修繕費用は、「自分で張り替える」か「業者に頼む」かで大きく変わります。標準的な引き違い網戸1枚あたりの目安をまとめました。
| 方法 | 費用の目安(網戸1枚) | 特徴 |
|---|---|---|
| 自分で網だけ張り替え | 約1,000〜2,000円 | 網・押さえゴム・ローラーの材料費のみ |
| 業者に張り替え依頼 | 約2,000〜4,000円/枚 | 出張費が別途かかる場合あり |
| 網戸ごと交換(枠ごと) | 約5,000〜1.5万円/枚 | 枠が歪んでいる・破損が大きい場合 |
| ペット用強化網に変更 | 約3,000〜6,000円/枚 | 破れにくく再発防止に有効 |
網が破れただけで枠が無事なら、自分で張り替えれば1,000円台で済むことも多いです。ホームセンターで「網・押さえゴム・網戸ローラー」を揃えれば、1時間ほどの作業で交換できます。再発が心配な場合は、最初からペット用の強化網(ステンレス入り・太糸タイプ)に替えておくと安心です。

網だけの張り替えなら材料費1,000円ほど。でも枠が歪んでいたり、何度も破られるなら、強化網やリフォームで根本対策したほうが結果的に安く済むこともあるよ。
賃貸で網戸を自分で直してもいい?
網の張り替えは基本OK、ただし事前相談が安心
網戸の「網」を元と同等のものに張り替えるだけなら、賃貸でも自分で直して問題ないケースがほとんどです。むしろ破れたまま退去するより、きれいに張り替えておいたほうが原状回復の評価も良くなります。ただし、勝手に色や素材を大きく変えると「原状と違う」と指摘される可能性があるため、心配なら事前に管理会社へ一言伝えておくと安心です。
枠ごと交換・穴あけ加工は必ず管理会社へ確認
網戸の枠そのものの交換や、サッシへの穴あけ・ビス止めを伴うペットガードの設置は、建具を変更する工事にあたります。これらは無断で行うと退去時にトラブルになりやすいため、必ず管理会社・大家さんの許可を取りましょう。「原状回復できる範囲か」を基準に判断するのがポイントです。
何度も破られるなら強化網・リフォームも選択肢
「張り替えてもまたすぐ破られる」という場合は、ペット用強化網への交換や、網戸まわりの保護リフォームを検討すると根本的に解決できます。賃貸でも対応可能な範囲のリフォームかどうか、ペット住宅に詳しい専門サービスに相談すれば、退去時に問題にならない方法を提案してもらえます。
退去時の網戸の修繕費用は誰が負担する?
賃貸で気になるのが「退去時に網戸代を請求されるのか」という点です。基本的な考え方を整理しておきましょう。
- 経年劣化・自然消耗:貸主(大家さん)負担が原則
- ペットが破った破損:借主(飼い主)負担になるのが一般的
- 請求の目安:網の張り替え実費(1枚2,000〜4,000円程度)
猫が破った網戸は「借主の故意・過失による損傷」と判断されるため、原状回復費用として借主負担になるのが一般的です。とはいえ、請求されるのは網戸全体ではなく網の張り替え実費が中心で、高額になることは多くありません。退去前に自分できれいに張り替えておけば、請求自体を防げるケースもあります。
なお、退去費用は網戸だけでなく爪とぎ傷や臭いなども含めて精算されます。猫の退去費用全体の相場については、猫の賃貸退去費用の相場はいくら?もあわせて確認しておくと安心です。
猫に網戸を破らせない予防策7選
修繕を繰り返さないためには、そもそも破らせない工夫が一番です。賃貸でもできる予防策を7つ紹介します。
- ペット用強化網に張り替える:ステンレス入り・太糸で破れにくい
- 網戸ガード・保護パネルを設置:下半分を樹脂パネルで覆う(突っ張り式なら原状回復OK)
- 網戸ストッパー・ロックをつける:猫が自分で開けられないようにする
- 突っ張り式のフェンスを置く:窓際に近づけないようにする
- キャットタワーで運動欲求を満たす:登りたい欲求を別の場所で解消
- 爪を定期的に切る:網に引っかかりにくくする
- 外が見えにくいよう目隠しする:鳥・虫への興奮を減らす
特に効果が高いのは「ペット用強化網」と「網戸ガードの設置」の組み合わせです。突っ張り式・置き型のグッズなら賃貸でも原状回復でき、脱走・転落防止にもつながります。何度も破られて困っている場合は、網戸まわりをまとめてリフォームで対策するのも有効です。

網だけの張り替えなら1,000円台で自分でもできるよ。退去時はペットの破損は借主負担になりやすいけど、きれいに直しておけば請求も抑えられる。何度も破られるなら強化網やリフォームで根本対策しよう!
まとめ:網戸の破れは早めの修繕と予防がカギ
猫が破った網戸の修繕費用は、自分で網を張り替えれば1,000〜2,000円、業者依頼でも2,000〜4,000円程度が相場です。賃貸でも網の張り替えは基本的に自分で行ってOKですが、枠交換や穴あけ加工は管理会社への確認が必須です。退去時はペットによる破損は借主負担になりやすいものの、きれいに張り替えておけば請求を抑えられます。ペット用強化網や網戸ガードでの予防、必要に応じたリフォームで、修繕の繰り返しと脱走リスクの両方を防ぎましょう。猫と安心して暮らせる住まいづくりは、専門サービスに相談するとスムーズです。