中型犬は賃貸で飼える?犬種別の注意点と探し方

ビビ

柴犬やコーギーくらいの中型犬を飼いたいんだけど、賃貸でも大丈夫なのかな?「小型犬可」の物件は見かけるけど、中型犬OKってあんまり見ない気がして…。飼える犬種や、物件探しで気をつけることを知りたいな。

「ペット可」とうたう賃貸物件は増えていますが、その多くは小型犬・猫のみを想定した条件になっているのが実情です。体重10kgを超える中型犬になると、「相談可」「応相談」の物件を粘り強く探す必要があり、契約条件も小型犬とは変わってきます。

とはいえ、中型犬が飼える賃貸はきちんと存在します。ポイントを押さえて探せば、柴犬・ビーグル・コーギーといった人気の中型犬とも十分に賃貸暮らしを楽しめます。この記事では、中型犬が賃貸で飼えるのかという疑問から、飼いやすい犬種、物件探しの注意点、審査を通すコツまでわかりやすく解説します。

この記事でわかること
  • 中型犬が賃貸で飼えるのか、飼いにくい理由と対策
  • 賃貸で飼いやすい中型犬の犬種と、その特徴
  • 中型犬OKの物件を効率よく探す方法と注意点
  • 入居審査を通りやすくするコツと契約前のチェック項目

中型犬は賃貸で飼える?飼いにくいと言われる3つの理由

結論から言えば、中型犬でも賃貸で飼うことは可能です。ただし小型犬に比べて対応物件が少なく、探すハードルが上がるのは事実です。まずは「なぜ中型犬は飼いにくいと言われるのか」を理解しておきましょう。

理由1:体重・体高の制限にかかりやすい

ペット可賃貸の多くは「体重10kg以下」「小型犬1頭まで」といった条件を設けています。中型犬は一般に体重10〜25kg程度を指すため、この基準だけで対象外になってしまうケースが少なくありません。柴犬(約8〜10kg)のように小型と中型の境目にいる犬種は交渉の余地がありますが、コーギー(約10〜14kg)やビーグル(約9〜14kg)になると「小型犬可」物件では断られやすくなります。

理由2:鳴き声・足音による騒音トラブルの懸念

体が大きくなるほど鳴き声も大きく、走り回る足音も響きやすくなります。大家さんが中型犬の入居に慎重になるのは、近隣からの騒音クレームを避けたいという事情が大きいためです。特に集合住宅では、階下への足音対策(防音マット・ラグの設置)が入居の条件になることもあります。

理由3:室内の傷や汚れによる原状回復費用

中型犬は活動量が多く、壁や床、柱への傷、抜け毛やにおいが小型犬より付きやすい傾向があります。大家さんは退去時の原状回復費用が高くなることを懸念するため、ペット可でも敷金を1〜2ヶ月分上乗せしたり、専用の特約を設けたりするのが一般的です。

賃貸で飼いやすい中型犬の犬種と特徴

同じ中型犬でも、性格・運動量・鳴き声の傾向によって賃貸向きかどうかが変わります。ここでは、賃貸でも比較的飼いやすいとされる代表的な中型犬を紹介します。

犬種 体重の目安 賃貸での飼いやすさ
柴犬 約8〜10kg 無駄吠えが少なく清潔好き。小型枠で交渉できる場合も
コーギー 約10〜14kg 賢くしつけやすいが、抜け毛と足の短さによる腰負担に注意
ビーグル 約9〜14kg 温厚だが声が大きめ。防音対策としつけが鍵
キャバリア 約5〜8kg 穏やかで無駄吠えが少なく集合住宅向き
ボーダー・コリー 約14〜20kg 運動量が非常に多く、散歩と遊びの時間確保が必須

賃貸で飼う場合は、「無駄吠えの少なさ」「運動量」「抜け毛の量」の3点を基準に犬種を選ぶと失敗が少なくなります。とはいえ性格には個体差があるため、子犬のうちからのしつけと社会化が何より重要です。

中型犬OKの賃貸物件を効率よく探す方法

中型犬可の物件は数が限られるため、探し方を工夫することが成功のカギです。以下のポイントを押さえて、効率よく候補を見つけましょう。

「大型犬可」「相談可」の条件で探す

ポータルサイトの検索条件で「小型犬可」だけでなく、「大型犬可」「ペット相談可」にもチェックを入れましょう。大型犬可の物件は当然中型犬もOKであることがほとんどですし、「相談可」は頭数や犬種を交渉できる余地があります。条件を広げるだけで候補数が大きく変わります。

ペット共生型物件・ペット特化サービスを活用する

足洗い場やドッグラン、傷に強い床材を備えたペット共生型賃貸なら、中型犬でも歓迎されるケースが多くあります。また、一般のポータルサイトには載らないペット特化の物件を扱う専門サービスを使うと、中型犬OKの物件に効率よく出会えます。「ペット可」の条件で妥協せず、うちの子に合う物件を探しましょう。

不動産会社に「中型犬を飼う」と最初に伝える

内見や問い合わせの段階で、飼っている(飼う予定の)犬種・体重・頭数を正直に伝えることが大切です。後出しは信頼を損ない、契約後のトラブルにつながります。先に伝えておけば、大家さんに交渉してくれたり、条件に合う物件を優先的に紹介してくれたりします。

中型犬の入居審査を通りやすくする5つのコツ

中型犬は審査でハードルが上がりがちですが、大家さんの不安を先回りして解消すれば、通過率はぐっと上がります。

  • ワクチン接種証明・狂犬病予防注射済票を用意し、健康管理をしていることを示す
  • ペット履歴書(犬種・年齢・体重・しつけ状況・写真)を作成して提出する
  • 敷金の上乗せ(1〜2ヶ月分)を自分から提案し、原状回復への誠意を見せる
  • 去勢・避妊済みであることを伝え、繁殖やマーキングの心配がないと示す
  • 防音マット・ラグの設置など、騒音・傷対策を実践する意思を伝える

これらは「この人なら安心して貸せる」という印象づくりに直結します。特にペット履歴書と敷金上乗せの提案は、中型犬の審査で効果が大きい2つの武器です。

契約前にチェックしておきたい条件

物件が見つかっても、契約書の条件を確認しないと後悔することがあります。中型犬ならではの以下のポイントを必ずチェックしましょう。

  • 頭数・体重・犬種の制限:中型犬が明確に許可されているか
  • 敷金・礼金・ペット特約:上乗せ額と退去時の原状回復範囲
  • 共用部のルール:エレベーターや廊下での抱っこ・リード義務の有無
  • 間取り・広さ:中型犬が快適に過ごせるスペースがあるか

特にペット特約は物件ごとに内容が異なります。退去時のトラブルを避けるためにも、口頭ではなく書面で条件を確認しておきましょう。

中型犬の賃貸暮らしでよくある質問

Q. 中型犬2頭を賃貸で飼うことはできますか?

可能ですが、多頭飼いは物件がさらに限られます。「多頭飼い可」または「相談可」の物件を探し、頭数を正直に伝えたうえで交渉しましょう。敷金の追加上乗せを提案すると通りやすくなります。

Q. 「小型犬可」の物件で中型犬は無理ですか?

基本的には難しいですが、柴犬など体重が境目の犬種であれば、大家さんの判断で相談に応じてもらえることもあります。無断で飼うのは契約違反となり強制退去のリスクがあるため、必ず事前に確認しましょう。

Q. 中型犬可の物件は家賃が高いですか?

同条件の物件と比べ、ペット可というだけで家賃がやや高めに設定される傾向はあります。ただし相場から大きく外れることは少なく、敷金の上乗せの方が費用差として大きく効いてきます。

まとめ:中型犬の賃貸は「探し方」と「誠実な交渉」が鍵

中型犬は小型犬より対応物件が少ないものの、探し方を工夫し、大家さんの不安を先回りして解消すれば十分に賃貸で飼えます。「大型犬可」「相談可」まで条件を広げ、ペット共生型物件やペット特化サービスを活用し、ワクチン証明・ペット履歴書・敷金上乗せで審査に臨むのが成功の近道です。

うちの子との快適な暮らしは、物件選びから始まります。妥協せず、中型犬とものびのび暮らせる住まいを見つけてください。

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