
ペット可って書いてある物件に申し込んだのに、審査に落ちちゃった…なんでだろう?
「ペット可」と書かれた物件なのに、なぜか審査に落ちてしまった…そんな経験をされた方は意外と多いのではないでしょうか。実は、ペット可賃貸の審査では一般的な賃貸審査に加えて、ペットに関する独自の審査基準が設けられていることがほとんどです。
この記事では、ペット可賃貸の審査に落ちてしまう主な理由5つと、審査通過率を上げるための具体的な対策をわかりやすく解説します。これからペットと一緒に新しいお部屋を探す方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
- ペット可賃貸の審査で見られるポイント
- 審査に落ちる5つの主な理由
- 審査に通るための具体的な5つの対策
- 要注意な人のチェックリスト
ペット可賃貸の審査の仕組みとは?
ペット可賃貸の審査は、通常の賃貸審査に加えてペットの飼育に関する審査が追加されます。大家さんや管理会社は、物件の資産価値を守りながら入居者全員が快適に暮らせるよう、以下のような項目を総合的にチェックしています。
| 審査項目 | チェック内容 | 基準の目安 |
|---|---|---|
| 収入・支払い能力 | 家賃を安定して支払えるか | 月収が家賃の3倍以上(年収の36倍ルール) |
| 勤務先・雇用形態 | 安定した収入源があるか | 正社員・公務員が有利 |
| 信用情報 | 過去の滞納歴・金融事故がないか | 信用情報機関で照会 |
| ペットの種類 | 飼育可能な動物か | 小型犬・猫のみの物件が多い |
| ペットの頭数 | 許可頭数を超えていないか | 1〜2頭までが一般的 |
| ペットの大きさ | 体重制限を超えていないか | 10kg以下の物件が多い |
| 連帯保証人 | 保証人の収入や信用情報 | 親族で安定収入のある方 |
このように、ペット可賃貸では最低でも7つ以上の審査項目をクリアする必要があります。一般の賃貸よりもハードルが高いことを理解しておきましょう。
ペット可賃貸の審査に落ちる5つの理由
では、実際にどのような理由で審査に落ちてしまうのでしょうか。ここでは、特に多い5つの理由を詳しく解説します。
①収入基準を満たしていない
ペット可賃貸の審査で最も多い落ちる理由が、収入基準を満たしていないケースです。一般的に、賃貸審査では「月収が家賃の3倍以上」が目安とされています。たとえば家賃8万円の物件なら、月収24万円以上(年収288万円以上)が求められます。
さらにペット可物件は、通常の物件よりも家賃が5,000円〜1万円ほど高く設定されていることが多いため、その分だけ求められる収入も上がります。フリーランスや転職直後の方は、特に注意が必要です。
②ペットの種類・頭数が物件の条件に合わない
「ペット可」とひと言で書かれていても、飼育できるペットの種類や頭数には制限があります。多くの物件では「小型犬1頭まで」「猫2頭まで」といった条件が設定されています。
たとえば、中型犬や大型犬を飼っている場合、「ペット可」の物件でも体重10kg以上のペットはNGとされるケースが約7割を占めます。また、爬虫類や鳥類は受け入れ不可の物件がほとんどです。事前に物件の飼育条件を細かく確認することが大切です。
③過去の信用情報に問題がある
クレジットカードの滞納歴や、過去の家賃未払い、携帯料金の延滞などがあると、信用情報に傷がつき審査に不利になります。保証会社を利用する場合、信用情報機関(CIC・JICC)に照会されることがあり、過去5年以内の金融事故は記録が残っています。
特にペット可物件は退去時のトラブルリスクが高いため、大家さんも慎重になりがちです。家賃の支払い能力だけでなく、信頼できる入居者かどうかもしっかり見られています。

信用情報って見えないところで影響してるんだね…。心当たりがある場合は事前に確認しておいたほうがいいかも!
④必要書類の不備・提出遅れ
意外と見落としがちなのが、書類の不備や提出遅れです。ペット可物件では通常の申込書類に加えて、ペットの写真や予防接種証明書、飼育誓約書などの提出を求められることがあります。
これらの書類を期限内に揃えられなかったり、記入漏れがあったりすると、「管理がずさんな入居者」と判断され審査に落ちてしまうことがあります。特に人気物件は応募者が多いため、書類の完成度で差がつくことも少なくありません。
⑤飼育マナーへの不安を持たれた
内見時や不動産会社とのやり取りの中で、飼育マナーに不安を持たれてしまうケースもあります。たとえば「しつけはまだしていない」「室内でトイレの失敗が多い」といった発言は、大家さんにとって物件が傷む大きなリスクと映ります。
ペット可物件の退去時には、原状回復費用として10万〜30万円かかるケースも珍しくありません。大家さんはこうしたリスクを考慮して、しっかりペットを管理できる入居者を選びたいと考えています。
審査に通るための具体的な5つの対策
審査に落ちる理由がわかったところで、次は審査通過率を上げるための具体的な対策を5つご紹介します。
①家賃を月収の3分の1以下に抑える
収入面で不安がある場合は、家賃を月収の3分の1以下に設定するのが鉄則です。月収25万円なら家賃8万円以下が目安になります。ペット可物件は家賃が高めなので、エリアを少し広げたり、築年数を妥協したりして家賃を抑える工夫をしましょう。
また、貯蓄が十分にあることを通帳のコピーで示すと、収入がギリギリでも審査で有利に働くことがあります。
②ペットの情報を正確に申告する
ペットの種類・頭数・大きさ・年齢は、正確に申告することが絶対条件です。後から虚偽が発覚すると契約解除になるリスクもあります。
申込時には、ペットの写真を添えて「おとなしい性格です」「しつけ済みです」といったポジティブな情報も一緒に伝えると好印象を与えられます。
③敷金の上乗せを提案する
大家さんの不安を軽減するために、敷金を1〜2ヶ月分上乗せで支払うことを提案してみましょう。通常の敷金1ヶ月に加えて、ペット用として追加で1ヶ月分を預けることで「責任を持って借りる意思がある」というアピールになります。
実際に、敷金の上乗せを提案したことで審査に通ったというケースは多数報告されています。初期費用は増えますが、審査通過率を大きく上げる有効な手段です。
④必要書類を完璧に準備する
審査で好印象を与えるためには、書類を完璧に揃えて素早く提出することが重要です。以下の書類は事前に用意しておきましょう。
- 本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカード等)
- 収入証明書(源泉徴収票・確定申告書の控え)
- 在職証明書
- ペットの写真(全身・顔アップ)
- 予防接種証明書・ワクチン接種記録
- 飼育誓約書(物件指定のフォーマットがある場合)
⑤ペット専門の不動産サービスを利用する
一般的な不動産サイトではペット可物件の数が限られています。ペット専門の不動産サービスを利用すれば、ペット飼育に理解のある大家さんの物件を効率よく見つけることができます。
ペット専門サービスでは、審査のアドバイスや必要書類のサポートも受けられるため、初めてペットと暮らすお部屋を探す方にもおすすめです。
こんな方は要注意!チェックリスト
以下の項目に当てはまる方は、審査で不利になる可能性があります。事前に対策を講じておきましょう。
- 月収が希望家賃の3倍に満たない方
- 過去5年以内にクレジットカードや家賃の滞納歴がある方
- 大型犬(体重10kg以上)や多頭飼いをしている方
- ペットのしつけに自信がない方
- フリーランス・自営業で収入証明が出しにくい方
- 転職したばかりで勤続年数が1年未満の方
- 連帯保証人を用意できない方
1つでも当てはまる場合は、先ほど紹介した5つの対策を実践して、審査前にできる限りの準備をしておくことをおすすめします。
まとめ
ペット可賃貸の審査に落ちる理由は、収入基準・ペットの条件不一致・信用情報の問題・書類の不備・飼育マナーへの不安の5つが主な原因です。しかし、これらは事前の準備と対策でカバーできるものばかりです。
特に、家賃を収入の3分の1以下に抑えること、敷金の上乗せを提案すること、ペット情報を正確に申告することは、すぐに実践できる有効な対策です。大切なペットと安心して暮らせるお部屋を見つけるために、ぜひ今日から準備を始めてみてください。

審査に落ちても諦めないで!対策をしっかりすれば、きっとペットと一緒に暮らせるお部屋が見つかるよ!